* 7月日記 *
某日今日は出版パーティーのお手伝い。サンドイッチをたくさん作った。アボガドとエビを入れたのが、いちばん好きだったかな。 昨日の疲れもあって、おいしいお酒を飲ませていただいたりしたのだが、気力がなく。こうして7月は終わったのだった。

某日夜、「なすび」へ。せっかく楽しい夜だったのに、大事件勃発。って、私が一人の客に怒っただけなんだけどさ。 その人に会うのは二度目だったけど、こいつの日本語が私は駄目なのだ。私に構ってくるが、その言葉の1つ1つが、いや。誉め言葉も、ちっとも嬉しくない。 某一番頭がいいとされてる国立大学を出て、今は編集やってるらしいが。好き、嫌いじゃなくて、駄目なのだ。これ以降、こいつのことはいないこととする。

某日やはりおとなしく。おまけに、この間、ワインを開けようとしたら、栓抜きを斜めに入れていまったらしい。ペリッと音がして、 硝子の破片が1つ。怖くて、栓抜き刺したまま放置してある。で、ワインが飲めないのだ。新しい栓抜き買ってくればいいんだけど、 すぐ忘れる。

某日土・日はわりとおとなしく家に居て、ちょっとずつ原稿を書いた。しかし、今週はトラブル続きだったことよ。

某日撮影2日目。今日はバイトしてから行く。やっぱり、問題もなく終了。神保町で冷やし中華を ご馳走していただき、帰った。

某日バイト休んで、本業の撮影に。行われるのか不安だったが、無事に決行された。だいたい、 下りた彼がトラブルメイカーだったのだ。みんなの結束は固まった気がする。途中、新橋まで行き、森巣博さんに電話取材。たいへん話が面白かった。 5時まで撮影して、この日は終了。

某日午後、新宿高島屋の上の映画館に「es」を観にいく。衝撃的な作品ということだったが、うーん、よくあるテーマだ。 心理実験に集められた男たち。片方は囚人、片方は看守の役割を通すことが実験だ。そして、数日にして、看守役は支配者になろうとし、囚人を押さえつけようとする。 そして、次第に互いがいがみあっていく末に事件が起きる・・・。っていうところかな。一緒に行った友達とお茶して、本当はその後仕事に帰ろうと思ったのだけど、 カフェみたいなところでちょっと飲んでしまう。そして、その後、他の友達が新宿にいて、まだご飯食べてなかったから、一緒に食べる。 でも、その後、明日撮影のダイエット本の編集者(フリー)が、「僕、おります」と電話してきて、その後、関係者からの連絡が錯綜し、 たいへんだった。

某日夕方、引越しした妹の家に行く。妹夫婦は両方とも会社の飲み会で遅くなるので、私と父が留守番役なのだ。 妹の家、今度は29階。まだ新築なので、引越しのトラックが目の前にいっぱい止まっている。人用と荷物運搬用の臨時のエレベータがあった。 でも、引越しのお兄さんが「一緒にどうぞ」というので乗せてもらったのだが・・・。彼は私より前の階で下りたのはいいが、 間停止を押したまま、行ってしまった。機械のいじりかたがわからず、立ち尽くす私。おまけに通路は熱いんだ。やっとやってきた他の引越し兄ちゃんに 質問して解除の方法を教えてもらったが、なんか間違ってる。結局。10分近くそこにいて、やっぱり人用のエレベータを待ったのだった。 父が帰ったあと、姪っ子と30分ぐらい2人きりで泣かれたらどうしようかと思ったが、なんとか友好的に時間は過ぎたのだった。

某日夕方、着物で江古田に向かう。着物の先生と他数人と飲み会。江古田のイスラエル料理だという。 しかし、山手線で池袋に着きそうな時、先生から電話が。「今どこ? 池袋に着くとこ? じゃあ中央口でね。江古田には絶対に行かないで」 と切れる。中央口で会えるのかなと思ったけど、着物姿だもんね。先生とさとー(着物教室の友人)はすぐわかった。先生は粋、佐藤は爽やかな着物で、 私はううっ。先生もさとーもプリプリしているので、事情を聞くと、仕切った人が確認してなくて、今日はイスラエル料理のお店は休みって、 さっき判明したんだとか。そして、その本人らと合流し、池袋で日本酒。その後、二次会で神楽坂。三次会に慈庵に行ったところで、寝不足の私に睡魔が。 帰り、雅子ちゃんとタクシーで帰った。

某日仕事しつつ、合間に池袋で打ち合わせ。週末の繁華街は混んでていやだ〜。

某日午後4時から神楽坂で「偲ぶ会」。1年半前になくなった編集の方の会だ。私は二度しかお目にかかったことがないが、 あまりにも急な死だった。癌だったというけれど。雅子ちゃんが「着物で行ってあげたら喜ぶわよ」と言い、自分も着物で行くという。単は2枚しかなく、 少し真面目なほうのにした。少し早く現場に着いて雅子ちゃんを待ってると、みんな黒い服だ。「どうしよう」と思う。でも、それも正しいし、私たちのようなのも正しいと思う。 雅子ちゃんが到着。「私たち、浮いてるわね」とぽつり。まぁ、他にも私たちのような考えの人もいたけどね。 物知らずでこうしたわけでなく、考えてこうしたのだ。料理はおいしかった。わりと早く帰った。

某日今日はとっても忙しかった。バイトの後、荻窪のデザイナーさんのところに行って、帰ってきて、新宿で打ち合わせをして、 その後新橋で映画を観た。例によってドラキュラもの。しかし、新橋文化劇場っていうところ、隣が成人映画館だし、トイレは画面の両サイドに男女のがあって、 女性トイレは1つしかないと、なんだか怪しげ。アクション映画が多いし、新橋だし、きっとここは男の人が息抜きにきたり、昼寝したりもできる映画館なのだろう。 イスのクッションもゆるみきっているし。映画は青春ドラキュラ映画というところかな。主人公などに感情移入できなかったけれど、ドラキュラの設定はなかなか面白かった。 その後、ガード下で飲んだ。いつもの量だけど、疲れてるし、あんまり食べてないしで、ちょっと酔う。10時には帰宅して、この日入稿の原稿を書きましたとさ。

某日いったん家に帰りかけたが、編集の人から電話がかかってきて、神保町でお寿司をご馳走していただく。ちらしの中の 赤貝が身が締まっていて、おいしかったので、お店の方に言うと、たいへん喜んでくださった。私は赤貝、好きなのだ。日本酒もキューッと飲りたいとこだが、 昼間なので辛抱す。その後、三省堂で調べものして、着物の本を一冊買おうか迷ったあげく断念して帰る。

某日妹のうちがもうすぐ引越しなので、冷凍庫のものを預かりに行く。洗剤ももらった。すごーく大荷物だけど、慈庵に行き、 洗剤をあげたりして帰ってくる。しかし、好きとか嫌いの領域ではなく、どうしてもダメ、磁場が違うという人はいるもんだなぁ、と思った。好きな場所に そういう人がいると、結構正直な私は話ができなくなる。私、黙らせるのなら、この手か。でも、黙ってそこにいるより、 すぐ帰っちゃうだろうな。

某日二度目のなすび。今回は着物で行った。早稲田から目白は意外に電車で行こうとすると面倒。一区間地下鉄に乗って、一区間山手線に乗ることになる。 で、つい歩いてしまう。着物は暑いというけど、慣れるとそんなこともない。サクッと飲んで帰るつもりが終電の時間に。さすがに帰り、着物で歩くのもな、と思って急いで駅に向かった。

某日仕事の後、打ち合わせ。で、編集者に帰り、ドトールでコーヒーをおごってもらう。でも、話してる途中で「帰りの交通費が足りないんで、20円貸してくれる? 」という。 「20円っていう額が中途半端すぎます」と言いながら、貸す。後日、わかったのだが、この日、ギリギリしかお金を持ってなくて、ドトールでコーヒーおごるぐらいならあるな、と思ったら、 私がコーヒーでなくアイスラテ頼んだからお金が足りなくなったんだとか。だったらコーヒーしかおごれないと言ってくれればいいのに。ちょっと面白かった。いったん帰って原稿書きをし、 妹の家に行く。もうすぐ引越しなので、部屋にダンボールがたくさん。

某日家で仕事も飽きたので、持ち歩いて仕事をする。夜、息抜きで上野でギネス。でも、私はたくさん麦酒を飲めないのでいつも ハーフパイントなのだ。早めに帰ってまた働く。結構真面目なのだ。

某日暑いし、仕事から帰るとプレステ三昧。私、ゲームは苦手なんだけど、友人が持ってきた『幻想水滸伝V』っていうのが、 面白いのだ。ロールプレイングゲームなんて、最後までできない私だが、これはそんな私にも楽しめるゲーム。ただ、登場人物が 喋るとき、下にせりふとその人のイラストが出るんだけど、それはカッコイイのに、本当に動いているキャラはイラストと違う。画像の限界っていうのがあるんだろうけどね。 夜、友達と近所でご飯。一度、行ってみたかったとこだけど、おいしくなかった。でも、行ってみないとわからないしなぁ。

某日バイト先の冷房が合わない。もともとあんまり強い冷房は苦手なんだけど、これは空気のせいみたい。フィルターかなんかが、 きれいじゃないのでは。でも、そんなこと言えないしなぁ。くしゃみしながらデータ入力。いったん帰って、鼻炎の薬を飲んだら眠くなって昼寝。「指輪物語」の上映が 今日までで友人と行くことになっていて、「昼間がいい」と言ったのに、起きたのは夕方で6時からの回になる。最終回なのにか、 最終回だからか、ほぼ満席。やっぱりエルロンドが好き。あの眉間の皺が素敵。予告でアリーヤがヴァンパイアになる「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編の 予告も見られてよかった。帰りにアイリッシュパブで一杯。友達が頼んだアイス、コアントローがかかっていて、酒と甘いもの好きの私にはうれしかった。最近の「苦労してない。 苦労しなきゃ」と言われ続けた話を聞いてもらう。

某日今日は白金台のパトリス・ジュリアンさんの取材。大まかに説明すると女性向けのメニューを作ってもらうという企画だ。 10時にお店に行くと、「今、買い物に行ってます」と店の方。いつも、その時に買い物に行って、作るという。3時頃まで取材にかかったけど、ジュリアンさんは楽しくて、 料理をはじめ創ることを楽しんでいて、こちらも楽しかった。「その靴、面白いですね」と新宿地下街で買った靴をほめられた。 こういうのは嬉しいなぁ。帰りに蕎麦屋で編集のミワさんと麦酒、紫蘇切り蕎麦。それから用事で知人と会う。しかし、今日は誰かに傷つけられないかと思ったら、 またまた・・・。私の心が弱いのか、たまたまそういう日々なのか。

某日編集者と午後、打ち合わせ。そのまま飲みに行く。しかし・・・。みんな人の幸せはイヤなのか。 つらい立場にあえて自分を置いて、ものを書けという。真っ平ごめんだ。私は人より苦労をしていない。苦労をしていても、あまり感じていない。 でも純粋でも無垢でもない。それが今の私だ。なんか、最近、いろいろ言われて疲れ気味。台風だというので早めに帰る。

某日今月は結構忙しいのだ。バイト先に「マンション工事で、休みをもらいます」と嘘をつき、今月は 数日休む。データ入力って、私じゃなくてもいいんだし。今日は徳間書店で沖縄にいる著者にインタビュー。夕方、着付け教室の あり、その前に先生の家に遊びに行く。で、電話かけは仕方なく着物。前もって、「着物で行くけど、驚かないでねー」と言っておいたせいか、編集の女の子は普通に相手をしてくれた。 「涼しげでいいですね」、と彼女は言うが、着物は暑い。その後、先生の家に行くと、「ちゃんと着られているじゃない」と誉められる。そして、 「夏の着物は暑いって言っちゃダメ。そりゃ暑いかもしれない。夏の着物は目立つし、まわりの人に涼しさを提供するものなの」と先生が言う。確かに。と、おーたには思う。 さっきも“涼しげ”と言われたし。「暑いけど、私は足袋を履いたら心根が座る」と先生。先生はとってもカッコイイ。私だけ着物で、先生と教室で一緒だった佐藤さんは、後で着替えるらしい。 「おーたにに五穀米のおにぎり握ってあげる」と親切な先生。しかし、「飲み物はどうする? お茶か麦酒かワイン? おーたにに白ワイン買っておいたわよ」と。しかし、まだ13時にもなってないぞー。 先生は深い赤がお好みで、白ワインは嗜まない。で、「白ワイン」と言うと、ちょっとずつ欲しい佐藤が、「私もちょっと貰う」と言う。でも、出てきたのは白の350ミリリットル。 これは分けにくいぞ。先生が、「大きいのでもよかったけど、おーたにが酔ってもいけないでしょう。まだ赤があるし、その後はこっち飲んで」と、みんなで酒盛り。私は女の人が苦手で、っていうか 人付き合いが苦手なんだけど、この人たちといると楽しい。その後、みんなでワイワイ言いながら着付けをして、教室のみんなとの 待ち合わせ場所へ。私は先生にいただいた絽に着替える。すると、みんなが「あの人は誰かしら、って言ってたの。おーたにさん、最初はどうなることかと思ったけど、 すごく上達した」と言ってくれる。あと何回、何にはまるかわからないが、結構着物にはまっている私はうれしい。先生も「おーたには着付けはまだまだだけど、着物を好きな気持ちは すごく強い」と言ってくれた。で、飲むが私は昼から飲んでいるので、そうそう杯は進まない。すると教室の仲間が、「おーたにさんって、意外に弱いのね」と言う。ま、いいけど。 二次会はカラオケに行ったけど、一人、酔っ払って、入れた曲をみんな歌っちゃう。眉間に皺が寄る私。まっすぐ帰ろうと思ったが、先生が「飲もう」と言うので、先生の地元で 一献。「疲れたよね。酔ってる人がいると酔えないね」としみじみ。そして私は終電で帰る。って、またか。

某日なんだか頭が痛い。家に帰ると、結構ひどくなった。私は数週間前から右手の親指のへんの感覚が少しおかしい。そして頭痛は左側。右の神経 は脳の左側がつかさどっているというから、ちょっと不安になる。結局一日寝て暮らした。やらなきゃいけないことが結構あるのにな。

某日昼下がり、「まだ暑いでしょう」という友達に大丈夫だと言い張り、3時過ぎに入谷集合。私は単の着物で行った。きっとみんな浴衣だし、 そっちの方が暑くないだろうけど、着物と仲良くなってから、浴衣にあまり魅力を感じなくなってしまった。いい柄、素材のものにはひかれるけどね。でも、名古屋帯を締めると さすがに暑いので麻の浴衣帯で行った。3時過ぎは炎天下だった。だけど、下に着るものを最低限にしたからか、あんまり暑く感じなかった。それより顔が暑い。日焼け止めを塗った けれど、そんなもの、すぐ汗で流れたことだろう。上野まで歩いていると、東上野のあたりで七夕まつり。ここで麦酒を一杯。それから上野で食事をして、風月堂でお茶したけど、 冷房の中にいると体がぐんぐん冷えてきて不快になる。まだ早かったので友人と家に帰り、ゲームをした。

某日仕事に行った。それから新宿にビデオを返しに行った。わりとおとなしかったな。土曜っていつもこんな感じ。明日は入谷の朝顔市に行こうと思う。

某日今週はもうおとなしくしてようっと。反省しつつ、夕方田端にお買い物。一度、行きたいと思っていた着物古着屋さんに行ってきた。すごい 量。でも、それが積んであるので、下のほうのは引出しにくい。ちょっと気になっても、面倒くさくて「じゃ、いいや」と放棄してしまったりする。1時間ぐらいいて、袷の着物を 2枚購入。二千円と三千円なり。はっきり言って、私の着物はいつもこんな値段だ。まっすぐ帰ろうかと思ったけど、つい慈庵に寄ってしまう。その後、友人から呼び出されて新宿へ。 中華と林檎酒一杯。いつも飲むのに、最近おとなしくてどうしたのだと思われてるだろうか。

某日今日は午後、取材が2本。しかし、取材場所の京王プラザホテルで、エレベーターに乗ろうとしたら、日本酒試飲会みたいなものが開催されている。 「うう、飲みたい!」と私と同行の編集者。仕事が終わったのが6時過ぎ。いやー、それから飲みに飲んだ。編集者オススメの「加賀鳶」に始まって、小さなカップに一杯ずつではあるが、それぞれの蔵元のブースのお酒、 ほとんど飲んだもんな。最初は「全部飲むと酔うからね」と言ってた編集者だったが、後半やけになったのか、「どうせなら全部飲もう」と言う。後半はお酒の味があまりわからなかったかも。 しかし、試飲会でこんなに飲んでいいんだろうか。この試飲会は女性のためのもので一年に一回行われるという。名簿に名前を書いてきたので、来年またあるとしたらお知らせが送られて くると思う。ちょっと楽しみ。この後、焼きそばが食べたいと編集者に言い、一緒にしょんべん横丁のお店に行った。帰ってきたのは9時過ぎだったが、へべれけだった。ハッと起きて、 「今何時? 」時計を見ると11時半。おいおい。水分補給でお茶を飲んだが、なぜか私は飲みすぎた時、水分をとると具合が悪くなる。そのまま「うーん」とうなりながら朝まで あまり眠らず中途半端に過ごした。

某日今日は夕方、慈庵へ。昨日の報告と、Chiakiさんが来るので、話をしにいった。今日は一枚しか持っていない薄物の着物に麻の帯。下駄は 黒に赤系の鼻緒。歯がないので、まるで草履みたいだ。店に着くと、既にChiakiさんはいらしていて、昨日、「なすび」のお客さんたちは私に驚いていたという。早口だし、 普通話さないような話をするし・・・。と、雅子ちゃんが、「やっぱり、そうでしたか」と。ちょっと反省。でも、私って、こういうキャラだしなぁ。最初はハイテンションだけど、それは照れてる だけで、話したくない日もあるし、聞き役に回る日もあるのだが。

某日仕事の後、地下鉄ホームでampmのたらこマヨネーズお握りを食べる。マヨネーズものって、そんなに好きじゃないし、 ましてやご飯+マヨネーズなんてのは。でも、これはなんだか気に入っている。着物教室で昼ご飯がちゃんと食べられない火曜の昼食は、ほとんどこのお握り1個。 着物教室は今日でおしまい。カタバミ模様の薄物、この間買ったカンムリヅルの帯を持っていく。夏物はかさばらなくていい。教室の前にちょっとユザワヤに寄って、 補正用のタオルと作り帯用の紐を買う。夏物の帯が破れてしまったため、これを作り帯にしようと思っているのだ。教室に着くと、生徒の一人が「作り帯を作るって 言ってたから、これ見本にして。終わったら捨ててもいいから」と、赤い帯をくださる。もちろん大事にしますとも。帯はきれいで、ただ教室で週に一度会う私に こんなふうにしてくれるなんて・・・とうれしく思う。でも、ちゃんと帯作れるかな。先生が、「作り帯ってゆるくなっちゃうのよね。だから私も要らないのかせあるけど、 要る? 」と会話に参加。「ください! 」とハッキリ言う。着物って、人と人の間、時代と時代の間を巡るからすごい。今日持って行ったカンムリヅルの帯は夏物じゃないけど、みんなにカワイイ 鳥を見せたくて持っていった。先生が「真正面にカンムリヅルがくるより、横にきたほうがいいわね」とか、「お太鼓をもっと 高くするとカンムリヅルが全部きれいに見えるのに」と、カンムリヅルという単語が飛び交うのが可笑しかった。その後、先生と生徒の一人、佐藤さんとハモニカキッチンというカフェへ。吉祥寺の午後、ちょっとお酒を飲もうとすると、そういう場所がなかなかないので困ってしまう。一度行ったことのあるこのカフェなら、と案内して みると、ギネスやビールがある。本当はワインがよくて聞くと、昼はビールのみだとのこと。ワインも昼に出してくれたら、もっといいのに。いったん帰宅して、かねてから行こうと思っていた目白「なすび」へ。この間、店主のChiakiさんとお店の常連の方が慈庵にいらした 時にたまたま私もいて、話を聞いてるうちにとても興味を持ったお店だったのだ。ただし、この店に来る人は一癖もニ癖もありそうで、私とすごく合うか、合わないかどちらしか ないのではと思っていた。それで、ちょっと尻込みして行けなかったけど、勇気を出して行ってみたのだ。ところが、とても楽しかった。たくさんお酒は飲めるし、本の話はできるし。サッと帰ろうと思っていたのが、閉店まで居てしまった。 おまけに後から来たお客さんに「この人、前から来てるの? 」なんて聞かれてしまうし。閉店後、最後までいた方と目白で2軒目。2時にそこも閉店となり、歩いて帰った。着物で行こうかと思っていたが、行かなくて正解だった。 絶対、着物を汚すか何かしていたはずだ。帰ってすぐ寝る。

某日午後、荻窪へ。とってもスパゲティーが食べたくなったけれど、ランチのお客でどの店も混んで いる。駅前のプロントとかああいう感じのところにスパゲティーがあったので、ここでいいか、と入る。しかし、油が多くて、おいしくない。 これなら他のもの食べて、スパゲティーは今度にすればよかった。古本屋を2軒回るが、時間もなくて、何も買わず。その後、編集者が来たので デザイナーのお宅へと歩く。1時間ばかり打ち合わせをして、新宿でまた打ち合わせ。その後、大江戸線に乗って、妹の家に行く。久々の姪との 対面で、私のこと忘れてるかと思ったら、大はしゃぎしていた。妹によると、この年齢の幼児の記憶は二週間までだという。二週間ぶりだったから ギリギリぐらいだったのかな。たくさん遊んで帰った。